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  • S.M

    2001年中途入社。前職では、遊具など公園施設の企画・設計を経験。その後、公共施設だけでなく民間の仕事にも挑戦したいという思いから転職を決意。現在、開発室開発課 課長。デザインを得意とし、主に住宅に使われる製品を開発。ロングセラー商品「エレガシリーズ」の生みの親。

  • M.Y

    2001年中途入社。前職では自営業で建築設計を手がけていた。32歳の時に東洋工業が開発するエクステリア建材に興味を持ち、入社に至る。現在は係長として、道路を作る際に必要な「舗装材」の開発を担当している。特に機能開発が得意。

  • Y.M

    2009年新卒入社。大学では工学部で環境システムについて学びながら、ソフトボールに明け暮れる。卒業後、地元でじっくりと働ける会社を志望し、東洋工業に入社した。現在は住宅の塀などに多く使われる製品の開発を担当。

TALK - 01

スカイツリーから全国の家々まで。
自分の仕事が、日本の街を支えている。

普段はどんな仕事をされていますか?

Y.M:

開発課は、東洋工業のメイン商材である「コンクリート製ブロック」の商品企画・開発を担っている部署です。一口に「ブロック」と言っても、デザインや機能性によってその種類は様々。今は開発室のメンバーで手分けしながら、年間数十種類の商品を世に出しています。

S.M:

例えば私は、ブロックのデザインを考えるのが得意で、今は住宅など民間向けの商品開発を担っています。

M.Y:

私の得意分野は、機能開発。コンクリートの水捌けを良くしたり、逆に水を溜めこんだり…といった性能の開発を多く担ってきました。主に道路などの公共設備に使う製品を作っています。

Y.M:

私は開発課のお喋り担当…というのは冗談(笑)。大ベテランのお2人のもとで色々と経験を積んでいるところです。今は住宅などに使うブロックの開発が多めですね。

S.M:

よく喋るのは本当だよね(笑)。各々、少しずつ技術や経験を積みながら、自分にしかできない商品・製品を生み出していますよ。

これまで開発した中での「代表作」を教えてください。

S.M:

木や石など自然の質感をリアルに再現した「エレガシリーズ」は、私がゼロから企画・開発しました。今は16種類を展開しています。

Y.M:

「エレガシリーズ」は、東洋工業きってのロングセラー商品です。完成までに何年もかけた、デザイン性も機能性も抜群の力作なんですよ。…って、僕から自慢しちゃってすみません(笑)

M.Y:

私は、東京テレポート駅や秋葉原の駅前広場で使われている舗装材を開発しましたね。あと直接作ってはいませんが、私が開発した機能を活用した製品が、スカイツリーに使われていたりします。

Y.M:

僕は2人に比べるとまだまだですが、細かい凹凸を施したデザインが特徴の「トーヨーイース」という商品が代表作ですかね。今までは一部地域でしか流通していなかったのですが、最近、全国展開されました!

M.Y:

自分が作った商品で建物や街が作られていくというのは、やはり大きな誇りです。工事現場に商品が運ばれていくのを見た時には、すごく感動してしまいますね。

TALK - 02

必要なのは根気と元気。
それさえあれば、全くの未経験でも活躍できる。

この仕事の厳しい部分はどこでしょうか?

S.M:

商品化までの道のりは、想像以上に長いです。まずはデザイン案を出して、試作して、関連部署にプレゼンして、機械で量産できるか再度試作する…という流れ。たとえ良いアイデアが浮かんだとしても、コストがかかりすぎたり安全面に不安があったりすると、商品化には至りません。

Y.M:

まずプレゼンにたどり着くまでにも、長いと2年ほどかかりますよね。材料の配合を微妙に変えたり、ブロックの長さを少しずつ調整したり…と、地道な作業の連続です。頭の中のイメージを形にするためには、相当な根気強さで、実験の繰り返しが必要です。

Y.M:

苦労は大きいですが、その分、商品が完成した時には言葉にならないほどの達成感がありますね。

どんな方がこの仕事に向いていると思いますか?

M.Y:

やっぱり、商品化するまでじっくり試行錯誤する忍耐力は重要だと思います。新しい商品を生み出すために常にアイデアを出し、情熱を持って突き進める方だと良いかもしれません。

Y.M:

逆に言うと、それさえあれば十分活躍できる仕事ですよ。私も商品開発やコンクリートの知識はまったくゼロで入社した身。イチから勉強できる環境は用意されているので、安心して欲しいです。

S.M:

イメージ的に「理系出身者しか活躍できないのか?」と思われるかもしれませんが、私は文系出身。この仕事を面白そうだと思ってくださった方なら、みんな大歓迎ですよ。