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  • S.K

    2018年入社。高校をデザイン科で卒業し、専門学校へ。3年間伝統工芸の漆芸を学ぶ。時が流れても形として残る仕事がしたいという思いから東洋工業に入社。現在はランドスケープのデザインだけでなく、自社パンフレット・カタログの制作なども任されている。

  • N.K

    2021年入社。前職では照明の3Dグラフィックを制作。有名アーティストのコンサートの照明も手がけてきた。CADスキルが活かせる仕事を探す中で、東洋工業に入社。企画デザイン室の中心メンバーとして数多くの公共案件に携わっている。

TALK - 01

自分のデザインが景観として残り続ける。
10年、20年、あるいはもっと長く。

普段はどんな仕事をされていますか?

S.K:

企画デザイン室では主に公共空間のデザインを手がけています。その地域の景観に合った舗装デザインを提案する仕事です。

N.K:

例えば、私は駅前広場や歩道の舗装パターンなどを考えています。お客様からデザインやレイアウトなどの具体的な指示がないことも多いので、海辺の町をイメージして波の形に舗装したり、その町の観光施設と敷材のカラーを合わせたり。自由にデザインできるのが嬉しいです。

S.K:

担当するのは、全国のプロジェクト。自分のデザインが、10年、20年、あるいはそれ以上、日本中に景色として残り続けるのは、やはりこの仕事の魅力ですね。

一番印象に残っているプロジェクトは何ですか?

N.K:

入社して最初に任された北陸地方の駅前広場の現場ですかね。3Dパースを作成したのですが、駅舎や広場などが段々形になっていくのが不思議で、ワクワクして。誰よりも早く「こういう街並みが完成する」とわかる特別感もあって。「あ、私、この仕事が好きだ」と思ったんです。

S.K:

僕は中国地方にあるショッピングモールの舗装ですね。自分が担当した中で一番面積が広くて。デザイン時間がかかった分、記憶に残っています。

N.K:

どのくらいの広さでしたっけ?

S.K:

確か3000平米ほどでしたかね。

N.K:

大変だったよね。

S.K:

無事オープンしたからよかったなと(笑)。それだけ大規模なものが自分のアイデアからできると、達成感も大きいです。

TALK - 02

500ページのカタログの制作者にも、
大ヒット商品のデザイナーにも、なれる。

ほかの制作物に関わる機会はありますか?

S.K:

あります!毎年4月に出る自社カタログは、500ページ以上ある分厚い冊子で、掲載している商品は数万点。全国のエクステリア商社や工務店の方に、当社商品の魅力が最大限に伝わるようなデザインを企画し制作しています。

N.K:

エクステリアの業界雑誌に掲載する自社広告のデザインを任されることもありますね。1ページなど限られたスペースで、なるべく多くの情報を伝えたいので、レイアウトも結構悩みます。

今後はどんな仕事にチャレンジしたいですか?

N.K:

私の先輩は、公共空間だけでなく、自社のエクステリア商品やショールームのデザインも担当されています。私もゆくゆくはそんな仕事がしたいな、と。憧れであり、目標ですね。

S.K:

「これまでに、その発想はなかった…!」と唸ったデザインはありますか?

N.K:

ありますよ!先輩がデザインした『EXTY(エクティ)』という家庭用ポストですかね。スクエア型のスリムポストで、金具も見えないよう、こだわって設計されています。1枚のパネルのようで、いい意味でポストっぽくなくて。売れ行きもとてもいいと聞いています。

S.K:

『EXTY』はモノトーンの色展開もお洒落ですよね。僕は、現在上司のカタログ制作や展示会の企画のサポートに入っているんですが、いつかは自分が主導で進められるようになりたいと考えています。小規模の展示会は任せてもらえるようになったのですが、まだ大きな実力差を感じますね。

N.K:

確かに、スキルの差は感じますね。先輩が作る図面はディテールが全然違う。画像とCGの馴染ませ方とかもすごく上手なんです。早く追いつきたくて、私もインスタグラムやピンタレストを見ながら情報収集しています。

S.K:

僕たちも腕を磨いて、もっと仕事の幅を広げていきたいですね。