ほかの制作物に関わる機会はありますか?
S.K:
あります!毎年4月に出る自社カタログは、500ページ以上ある分厚い冊子で、掲載している商品は数万点。全国のエクステリア商社や工務店の方に、当社商品の魅力が最大限に伝わるようなデザインを企画し制作しています。
N.K:
エクステリアの業界雑誌に掲載する自社広告のデザインを任されることもありますね。1ページなど限られたスペースで、なるべく多くの情報を伝えたいので、レイアウトも結構悩みます。
今後はどんな仕事にチャレンジしたいですか?
N.K:
私の先輩は、公共空間だけでなく、自社のエクステリア商品やショールームのデザインも担当されています。私もゆくゆくはそんな仕事がしたいな、と。憧れであり、目標ですね。
S.K:
「これまでに、その発想はなかった…!」と唸ったデザインはありますか?
N.K:
ありますよ!先輩がデザインした『EXTY(エクティ)』という家庭用ポストですかね。スクエア型のスリムポストで、金具も見えないよう、こだわって設計されています。1枚のパネルのようで、いい意味でポストっぽくなくて。売れ行きもとてもいいと聞いています。
S.K:
『EXTY』はモノトーンの色展開もお洒落ですよね。僕は、現在上司のカタログ制作や展示会の企画のサポートに入っているんですが、いつかは自分が主導で進められるようになりたいと考えています。小規模の展示会は任せてもらえるようになったのですが、まだ大きな実力差を感じますね。
N.K:
確かに、スキルの差は感じますね。先輩が作る図面はディテールが全然違う。画像とCGの馴染ませ方とかもすごく上手なんです。早く追いつきたくて、私もインスタグラムやピンタレストを見ながら情報収集しています。
S.K:
僕たちも腕を磨いて、もっと仕事の幅を広げていきたいですね。