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ランドスケープ営業

新屋 盛史 (シンヤ モリフミ)

日本中のランドマークや景観で、
私たちの設計サポートが活かされている。

Profile プロフィール

2020年6月に中途入社し、現在は公共案件や大規模民間案件の設計営業を担当している。入社のきっかけは、学生時代に専攻していた景観・都市デザインを活かせる仕事を探す中、東洋工業の「ベーシックベイプ」に出会ったこと。休日に建築物を観に訪れることもあり、好きな建築物は「自由学園明日館(フランク・ロイド・ライト)」。

より良い空間のために、企画提案サポートを。
それが、私たちの使命だと考えます。

私は公共案件や大規模な民間案件を担当していますが、携わった案件は何十年と残る社会インフラとなります。一定以上の面積を占める舗装材はランドスケープの中でも重要な要素の一つで、製品ひとつで空間の印象は変わっていく。それが、ランドスケープに携わる面白さだと思います。

例えば、微妙に異なる2~3色を混ぜてグラデーションをつくることで、自然な温かみを演出したり。東京湾沿いの整備事業では、異なるサイズの製品を組み合わせることで、波を表現した舗装パターンを提案したり。博多駅や熊本駅の駅前広場整備では、地場で馴染みの深い溶岩石を配合した特注品をつくって、地域性を引き出したり。設計者やデザイナーの方のイメージに合ったものを提案する中で、「独自の仕上がりにしたい」「景観にストーリー性を持たせたい」といった理想やこだわりに応える、提案の幅が当社の強みです。

ランドマークである「東京スカイツリー」地上階の整備も、製造やデザイン室と連携し、一丸となって応えて実現した、当社案件の一つです。

設計者に寄り添って提案し、
当社製品が選ばれる。何より嬉しい瞬間でした。

これまでの案件で特に印象に残っているのは、とある文化施設を担当したときのこと。「最初から最後まで設計者に寄り添いきれたな」と、すごく充実感がありました。

最初は営業として少しずつ関係を築くところから始めて、デザイン室と連携してイメージに近づけるよう舗装パターンを提案したり、CGで完成イメージを作成したり。また、工場の協力も得てモックアップ用のサンプルも最短で手配することが出来ました。最後は現場で施工担当者と一緒に試験貼りまでして。設計者が求めるものにタイムリーに応えることを大切にして、こだわりを形にするためのサポートを続けていました。

だからこそ、数案が並ぶ中で「今回はこれでいきたい」と、設計者自らが私の案を選んでくださったときは、本当に嬉しかったです。熱を入れて取り組んだものが形になっていくことにやりがいを感じますし、芯を捉えた提案ができたことに感謝の言葉をいただけたり、設計者やデザイナーの方々に「一緒に共闘した仲間だ」と思ってもらえたりすると嬉しいですね。

どんな案件でも、完成した物件を実際に見るのは、何にも代えがたい手応えを感じる瞬間だと思います。日本中で、いい空間づくりに貢献できたと思える場所を増やしていく。そのためにもっと果敢に挑戦していきます。